英語学習の悩みと対策

英語が全く話せないけど留学できる?留学6年の経験から考える準備と注意点

「英語が話せないけど、留学できる?」という見出しと、留学のパンフレットを開いて考える女性。そばにスーツケースとノートを配置。

「留学して英語を話せるようになりたい。でも、今は簡単な自己紹介にも自信がない……」

「授業の説明が分からなかったり、現地で困ったりしたら、どうすればいいんだろう?」

留学に興味があっても、英語が全く話せないことが気になり、申し込みをためらっている方もいるのではないでしょうか。

今の英語力で留学できるかは、希望する学校やプログラムの受け入れ条件によって変わります。 まずは初心者が学べるコースがあるかを確認し、授業や生活で困ったときに相談できる環境も調べておきましょう。

私はアメリカに6年間留学しました。この記事では、その経験を踏まえ、英語に自信がない方が留学先を選ぶときの確認点や、現地で困りやすい場面、出発前に準備しておきたいことを紹介します。

漠然とした不安を、確認できることと練習できることに分けながら、自分に合った留学の準備を考えていきましょう。

結論:英語が全く話せなくても留学できる

結論から先に述べると、英語が全く話せなくても留学できます。

いきなりある程度話せる方はほとんどいません。

実際に私が留学した際にも、95%ほどの人は英語を聞き取れませんでした。そのため、返事を英語で返すことは不可能です。

(残りの5%の方は、日本でオンライン英会話のレッスンを受講、英語学校などに通っていた方)

全く英語力に自信のない人ですと、いきなり大学に進む人は少ないと思います。ほとんどの人が現地の語学学校に通うことになるでしょう。

語学学校には世界各国の人が英語を学びにきます。あなたが英語を全く話せないことを理解しているのが、語学学校の先生やホストファミリーです。

常に英語を話せない人を相手にしていますので、さまざまな場合に対応してくれます。

もちろん英語を話せないことで困ることはたくさんありますが、話せるようになればそれもいい思い出になるでしょう。

英語が全く話せなくても留学できる?まずは留学の種類を確認しよう

英語を話すことに自信がなくても、初心者を受け入れる語学留学は選択肢になります。

まずは、英語そのものを学びたいのか、海外の大学で専門分野を学びたいのかを考えてみましょう。目的によって、申し込み時に確認する条件が変わります。

語学留学では、初心者を受け入れる学校やコースが選択肢になる

語学留学では、自分の英語力に合った内容から学べる学校を探してみてください。例えば、EFの海外語学留学では、初心者から上級者までを対象として案内しています。

ただし、「初心者」という言葉から想像する英語力は、人によって異なります。学校に相談するときは、今できることを具体的に伝えると、受講できるコースを確認しやすくなるでしょう。

  • 名前や出身地は言えるけれど、質問されると答えられない
  • 簡単な英文は読めるけれど、音声では聞き取れない
  • 中学英語の文法から復習したい

そのうえで、希望する校舎・開始日に、自分の英語力で参加できるクラスがあるかを確認します。授業の説明が理解できなかった場合、誰に相談できるかも併せて聞いておきましょう。

大学・交換留学などは、出願時の英語要件を確認する

海外の大学で授業を受けることを目指す場合は、出願に必要な英語力の確認から始めます。

例えば、アメリカのUCLAでは、それまでに英語で教育を受けた期間などの条件に応じて、TOEFL・IELTSなどによる英語力の証明を求めています。受け付ける試験や条件は、志望校の公式情報で確かめてください。UCLA公式の国際学生向け出願案内

交換留学を希望する方は、所属する大学の募集要項と、留学先が指定する条件の両方を確認しましょう。

確認したいのは、必要な試験の種類やスコアだけではありません。いつまでに結果を提出する必要があるかも分かれば、受験や勉強の予定を立てやすくなります。

入学できる条件と、現地生活で必要な英語を分けて考える

希望する学校に申し込めると分かっても、「空港から滞在先へ行けるだろうか」「住まいの説明を理解できるだろうか」という不安は残るかもしれません。

そこで、学校への入学条件を確認した後は、到着してから授業が始まるまでの流れを具体的に調べてみましょう。

確認する場面調べておきたいこと
空港から滞在先への移動送迎の有無、待ち合わせ場所、合流できなかった場合の連絡先
寮やホームステイ先への到着到着時に対応してくれる人、生活ルールの確認方法
学校の初日集合場所、必要な持ち物、説明が分からないときの相談先

例えば、送迎を依頼しているなら、迎えの人に会えなかった場合の連絡方法まで確認しておくと、準備する内容がはっきりします。

今の英語力で参加できる留学先を探すことと、現地で必要なやり取りを準備することは、並行して進められます。

希望する学校の条件と到着後のサポートを確かめながら、自分が不安に感じる場面から準備していきましょう。

英語が話せないまま留学すると、どんな場面で困る?

留学前に不安になりやすいのは、「困ったときに、自分で説明できるだろうか」という点ではないでしょうか。

ここでは、到着直後・授業・日常生活の3つに分けて、想定される困りごとと準備を考えてみましょう。

到着直後の移動や住まいの確認で、説明を聞き取れない

到着したばかりの空港では、案内を聞きながら荷物を受け取り、移動先を確認する必要があります。例えば、送迎の待ち合わせ場所について電話で説明されても、場所の名前や道順を聞き取れず、どこへ向かえばよいか迷うかもしれません。

渡航前には、滞在先の住所・待ち合わせ場所・連絡先を、文字や地図で見られるように保存しておきましょう。インターネットにつながらない場合に備えて、画面の保存や紙の控えも用意しておくと確認できます。

説明を聞き取れなかったときには、次のような一言も使えます。

Could you write that down, please?
それを書いてもらえますか?

よく聞く丁寧な文章ですが、「could」と「that」の発音は初心者には難しいと思います。

下記のように「can」と「it」を使用する方が発音しやすいでしょう。

Can you write it down?
それを書いてもらえますか?

滞在先でも、鍵の使い方や食事の時間など、最初に確認したいことがあります。説明が分からなかった部分は、その場で見せてもらったり、書いてもらったりする準備をしておきましょう。

授業の指示や質問が分からず、助けを求めにくい

初心者向けのクラスでも、授業の進め方に慣れるまでは戸惑う場面が考えられます。「教科書を開く」「隣の人と話す」「答えを書く」といった指示が分からず、周りの動きを見てから取りかかることもあるでしょう。

例えば、ペアで取り組む課題の説明を聞き逃した場合は、何を始めればよいか分からないまま時間が過ぎてしまいます。そんな場面に備えて、分からないことを伝える一文を練習しておいてください。

Can you show me an example?
例を見せてもらえますか?

先生に例を示してもらえれば、取り組み方を確認できます。授業中に尋ねにくい場合は、終わった後に教科書の該当箇所を見せて質問する方法もあるでしょう。

申し込み前には、授業についていけないと感じたときの相談先や、クラスの変更について相談できるかも確認しておきたいところです。

友達やホストファミリーに、気持ちや希望を伝えられない

生活の中では、相手の言葉が分かっていても、自分の希望をどう伝えるか迷う場合があります。

例えば、外出に誘われたものの、その日は疲れて休みたいとき。「断ったら申し訳ない」と考えて、無理に参加してしまうかもしれません。そんなときは、お礼と希望を短く伝えられます。

Thank you, but I’d like to rest today.
ありがとう。でも今日は休みたいです。

寮やホームステイ先では、生活上の困りごとを伝える必要もあるでしょう。例えば、部屋が寒くて眠れなければ、My room is cold. Can I have another blanket?(部屋が寒いです。毛布をもう一枚もらえますか?)と相談できます。

体調や食事、住まいに関する大切な希望は、遠慮して曖昧にせず確認しましょう。 言葉だけで伝えるのが難しいときは、メモや翻訳ツールも使い、相手に意図が伝わったかを確かめてください。アレルギーなど配慮が必要なことは、申し込み時にも書面で伝えておくことが大切です。

こうした場面を思い浮かべると、「英語を全部話せるようにしてから出発しなければ」と考えるより、必要な準備を具体的に選べます。まずは、自分が特に心配な場面を一つ選び、使いたい表現と相談先を確認してみましょう。

英語が話せない人が留学先を選ぶときに確認したいこと

留学先を選ぶ際は、授業の内容とともに、英語で困ったときに誰へ相談できるかを確認しましょう。

「初心者歓迎」「日本語サポートあり」という案内を見つけたら、実際にどのような対応を受けられるのか、一歩踏み込んで質問してみてください。

初心者向けのクラスと、授業についていけない場合の相談先

まずは、自分の英語力で参加できるクラスが、希望する校舎と日程にあるかを確認します。

「初心者です」と伝えるだけでなく、「短い英文は読めるけれど、英語の質問にはすぐ答えられない」など、今できることを具体的に説明しましょう。そのうえで、次の点を尋ねてみてください。

  • 入学時に、どのような方法でクラスを決めるか
  • 初心者クラスでは、どんな教材や授業を使うか
  • 授業が難しいと感じた場合、誰に相談できるか
  • クラスを変更する場合、どのような手順になるか

特に確認しておきたいのは、実際に受けてみて難しかったときの対応です。先生に直接伝えるのか、担当スタッフとの面談があるのかが分かれば、困った際に相談しやすくなります。

日本語で相談できる範囲と、緊急時の連絡方法

英語に自信がない方にとって、日本語で相談できる窓口は留学先を選ぶ判断材料になります。ただし、相談できる内容や時間帯まで確認しておきましょう。

例えば、申し込みを担当する日本の窓口と、渡航後に生活の相談をする窓口が同じとは限りません。「現地に日本語を話すスタッフがいるのか」「日本の担当者へ連絡するのか」を尋ねると、利用の仕方が具体的に分かります。

確認する項目質問の例
相談できる内容授業や住まいの困りごとも、日本語で相談できますか?
対応する時間現地時間の何時から何時まで対応していますか?
連絡する方法電話・メール・チャットのどれを使いますか?
時間外の対応夜間や休日に急な問題が起きた場合、どこへ連絡しますか?
サポートの費用利用料金に含まれる対応と、別料金になる対応は何ですか?

連絡先は申し込み時に確認し、出発前にスマートフォンへ保存しておきましょう。急いで連絡したい場面でも、担当者の名前や窓口を探す手間を減らせます。

空港から滞在先までの移動と、到着直後のサポート

到着直後の移動が心配なら、空港送迎を利用できるか確認してみてください。送迎を申し込む場合は、料金だけでなく、待ち合わせから滞在先に入るまでの流れを把握しておくことが大切です。

確認したいのは、次のような点です。

  • 到着する空港や時間帯が送迎の対象になるか
  • 迎えの人を、どこで、どのように見つけるか
  • 飛行機の遅延や欠航があったとき、誰に連絡するか
  • 滞在先に着いたとき、誰が鍵の受け渡しや案内をするか
  • 夜遅く到着する場合も対応できるか

例えば、空港から寮まで送ってもらえても、到着時の受付方法が分からなければ戸惑います。「寮に着いたら、どこへ行けばよいですか?」まで尋ねておくと、到着後の行動をイメージできます。

滞在先で困ったときの相談・変更の手順

ホームステイや寮では、生活時間や設備の使い方など、暮らし始めてから確認したいことが出てくる場合があります。滞在先を選ぶときは、部屋や食事の条件に加えて、問題が起きた際の相談方法も調べましょう。

例えば、生活音が気になる、説明されていた設備が使えないといった場合に、ホストファミリーや寮の管理者へ直接伝えるのか、学校の担当者を通して相談できるのかを確認します。

滞在先の変更を希望する場合についても、次の点を尋ねておいてください。

  • 変更を相談する窓口
  • 変更できる条件と、空室がない場合の対応
  • 追加費用や返金の扱い
  • 新しい滞在先への移動方法

「困ったら相談してください」という案内を、具体的な連絡先と手順まで確かめることが、留学先を選ぶ際の確認になります。

学校や窓口から受け取った回答はメールなどで残し、複数の候補を比べるときにも見返せるようにしておきましょう。

英語初心者が留学前に確認したい4項目。参加できる授業・クラス、日本語で相談できる範囲、到着後の送迎と連絡先、滞在先で困ったときの相談・変更方法。
申し込み前に、授業・相談先・移動・滞在先の条件を確認しましょう。希望する校舎や日程、プランについて具体的に尋ねることが大切です。

留学すれば自然に話せる?現地での学び方も考えておこう

「今は英語が話せなくても、留学して毎日聞いていれば、そのうち話せるようになるのかな」と期待している方もいるでしょう。

留学先では、授業や買い物、友達との会話など、英語を使う場面があります。

その機会を生かすために、聞いて覚えた表現を、自分でも使ってみることを意識しておきましょう。出発前から、現地でどんな一言を試したいか考えておくと、練習の目標も具体的になります。

英語を聞く機会に加えて、自分から使う機会を作る

例えば、カフェで店員とお客さんのやり取りを聞けば、注文するときの表現に出会えます。その中から自分でも使えそうな一文を選び、次に注文するときに試してみましょう。

Can I have a small coffee?
小さいコーヒーをお願いします。

友達に注文を任せていた方なら、まずは自分の飲み物だけ頼んでみるのも一つの練習です。サイズなどを聞かれて分からなければ、もう一度言ってもらって構いません。

留学前には、「自分で注文する」「クラスメートに一つ質問する」など、現地で取り組みたい小さな行動を考えてみてください。長い会話に自信がなくても、目的がはっきりした短いやり取りから始められます。

分からないことを質問し、教わった表現を使ってみる

授業で知らない言葉が出てきたら、意味を確認することも会話の練習になります。

例えば、先生が使った assignment という単語が分からなければ、次のように聞けます。

What does “assignment” mean?
「assignment」はどういう意味ですか?

説明を聞いて「課題」という意味だと分かったら、その日のメモに残しておきましょう。後日、課題について質問したいときには、その単語を使ってみます。

When is the assignment due?
課題の締め切りはいつですか?

意味を確認した言葉を、別の場面でもう一度使うことを、現地での学習に取り入れてみてください。

最初からすべてを知っている必要はありません。分からない部分を尋ねる表現を準備しておけば、留学先で出会う英語について質問できます。

最初は短い返事や生活の確認から始める

留学前から「外国人の友達と自由に会話しなければ」と考えると、難しく感じるかもしれません。最初の目標は、身近な質問に答えたり、生活に必要なことを確認したりするところから決めましょう。

現地で想定される場面練習しておきたい一言
出身地を聞かれたときI’m from Japan.(日本から来ました)
相手の出身地も聞きたいときWhere are you from?(どちらの出身ですか?)
夕食の時間を確認したいときWhat time is dinner?(夕食は何時ですか?)
説明をもう一度聞きたいときCan you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)

例えば、出身地を答えた後、相手にも同じ質問を返せば、一往復のやり取りになります。相手が答えてくれた国や街について知っていることがあれば、そこから次の話題が見つかることもあるでしょう。

留学生活を想像するときは、流暢に話す姿だけでなく、自分で質問して必要なことを確かめる姿も思い浮かべてみてください。そのために使う短い表現は、出発前から少しずつ練習できます。

英語が全く話せない人が、留学前に準備したい3つのこと

留学先の条件やサポートを確認しながら、到着後に使いそうな英語も準備していきましょう。

何から勉強すればよいか迷ったら、自分のことを伝える・分からないことを尋ねる・相手の返事を聞くという3つから始めてみてください。

自己紹介と、自分の希望を伝える短い文を用意する

まずは、名前・出身地・好きなこと・留学の目的を、短い英語にしてみましょう。初対面の先生やクラスメートと話す場面を思い浮かべると、伝えたい内容を選びやすくなります。

I’m Yuki. I’m from Japan.
ユキです。日本から来ました。

I like watching movies.
映画を見るのが好きです。

I want to improve my English.
英語を上達させたいです。

名前や趣味の部分を自分の情報に置き換え、声に出して読んでみてください。慣れたら英文を隠して、一文ずつ言えるか確かめましょう。

併せて、生活の中で希望を伝える表現も用意しておきたいところです。

例えば、「水が欲しい」なら I’d like some water.、「休みたい」なら I’d like to rest. と言えます。

「誰が、どうしたいのか」を短く伝えることを意識すると、使う英語を考えやすくなります。長い説明に迷ったときは、まず一番伝えたいことを一文にしてみましょう。

聞き返し・質問・助けを求める表現を練習する

英語が話せないことへの不安には、「相手の説明が分からなかったら、そこで会話が止まってしまう」という心配もあるでしょう。

出発前には、困ったときに使える次の表現を声に出して練習してみてください。

使いたい場面英語表現日本語の意味
もう一度聞きたいCan you say that again?もう一度言ってもらえますか?
話す速さについていけないCan you speak more slowly?もう少しゆっくり話してもらえますか?
書いて確認したいCan you write it down?それを書いてもらえますか?
助けてほしいCan you help me?手伝ってもらえますか?

最初にすべて覚えるのが難しければ、自分が使いたい一文を選んで構いません。スマートフォンや小さなメモに残し、すぐに見返せるようにしておく方法もあります。

助けを求める表現に慣れたら、困っていることも一文添えてみましょう。

Can you help me? I can’t find my classroom.
手伝ってもらえますか? 教室が見つかりません。

「can't」の発音も初心者には難しいので下記で大丈夫です。

Can you help me? I can not find my classroom.
手伝ってもらえますか? 教室が見つかりません。

何に困っているかが伝わると、相手も対応しやすくなります。留学先で心配な場面を一つ選び、その場面に合う言い方を準備しておきましょう。

短い音声をまねし、相手とやり取りする練習をする

英文を用意したら、音声を聞いて発音を確認し、自分でも声に出してみてください。短い会話の教材や音声付きの絵本、場面が分かりやすいアニメなどから、使ってみたい一文を選ぶ方法もあります。

例えば、Where are you from? という質問を聞いたら、音声を止めて I’m from Japan. と答えてみましょう。読む練習に加えて、質問を聞いて返事をする練習にも取り組めます。

相手と話す機会を作れる場合は、準備した自己紹介に質問を加えてもらうとよいでしょう。

オンライン英会話なら、「自己紹介を練習したい」「ゆっくり質問してほしい」と希望を伝え、自分に合った内容で試せるか確認してください。

聞き取れなかったときに、準備した表現で聞き返すことも練習の一部です。 出発前に一度でも試しておけば、現地で同じような場面になったときに使う言葉を考えられます。

具体的な勉強の順番や、出発までの期間に合わせた進め方は、関連記事「留学前の英語勉強は何から?」で紹介しています。

会話練習に使うサービスを探している方は、「留学前におすすめのオンライン英会話」も参考にしてください。

留学前に練習したい3つの英語表現。自己紹介の「I’m from Japan.」、聞き返しの「Could you say that again?」、助けを求める「Could you help me, please?」を日本語訳とイラストで紹介。
自己紹介・聞き返し・助けを求める表現を、留学先で使う場面を思い浮かべながら声に出してみましょう。

英語が話せない状態での留学について、よくある質問(FAQ)

留学を考え始めると、英語の資格や滞在方法、出発までの準備についても疑問が出てくるでしょう。

ここでは、申し込み前に迷いやすい3つの質問に答えます。

 英検やTOEICのスコアがなくても留学できる?

英検やTOEICのスコアがない場合も、申し込める留学プログラムを探すことはできます。必要な資格や英語力は、学校・コース・留学の目的によって異なるため、まずは希望するプログラムの募集要項を確認してください。

学校への相談では、「英語資格のスコアを持っていないのですが、参加できますか?」と尋ねてみましょう。併せて、入学前にテストを受ける必要があるか、その結果が入学の可否とクラス分けのどちらに使われるかも確認しておくと、準備する内容が分かります。

大学への進学や交換留学を希望する場合は、指定された試験・スコア・提出期限を確認しましょう。資格を持っている場合も、その試験が出願に使えるかを確かめる必要があります。

 英語初心者でもホームステイを選べる?

ホームステイを希望する場合は、申し込み先に現在の英語力を伝え、初心者を受け入れられる滞在先があるか確認しましょう。

ホストファミリーとの生活では、食事の時間や外出の予定など、自分から確認・連絡する場面があります。例えば、「今日は夕食が必要ない」「帰宅が遅くなる」といったことを、どの方法で伝えればよいか、到着時に聞いておきたいところです。

生活の説明が理解できなかった場合や、希望をうまく伝えられなかった場合の相談先も確認してください。学校や手配会社に間に入ってもらえるかが分かれば、困ったときの連絡方法を準備できます。

滞在先を選ぶときは、会話の機会に加えて、生活ルールや食事の条件、自分が落ち着いて休める環境かも考えましょう。

 出発まで残り1ヶ月なら、何を優先すればよい?

まずは、到着後すぐに必要なことを確かめる準備と、短い英語の練習を並行して進めましょう。
優先したいのは、次の3つです。

・空港での待ち合わせ場所、滞在先の住所、困ったときの連絡先を保存する
・名前・出身地・留学の目的を、短い英語で伝える練習をする
・聞き返しや助けを求める表現を、声に出して練習する

時間に余裕があれば、自己紹介の後に質問してもらったり、買い物のやり取りを試したりしてみてください。答えられなかった質問を一つ選び、次に使う返事を準備すると、取り組む内容を絞れます。

週ごとの練習内容は、関連記事「留学前の英語勉強は何から?」の1ヶ月の学習例も参考にして

まとめ|英語が話せず留学に迷ったら、受け入れ条件とサポートを確認しよう

「留学したいけれど、英語が全く話せない」と悩んでいる方は、まず希望する学校やプログラムに、今の英語力で参加できるか確認してみましょう。初心者向けの語学留学も選択肢になる一方、大学への進学や交換留学では、出願に必要な英語要件を確かめることが出発点です。

留学先を選ぶときは、次の3つを確認してください。

  • 受け入れ条件 — 自分の英語力に合うクラスが、希望する校舎・日程にあるか
  • 相談できる環境 — 授業や住まい、到着直後の移動で困ったとき、誰に連絡できるか
  • 出発前の準備 — 自己紹介や聞き返し、助けを求める表現を練習できているか

現地で心配な場面が具体的になると、学校に質問することや、練習しておきたい英語も見えてきます。例えば、空港での移動が不安なら送迎と連絡方法を確認し、授業が心配なら初心者クラスの内容や相談先を尋ねてみてください。

英語の準備を始めたい方は、関連記事「留学前の英語勉強は何から?」で、勉強の順番や期間別の学習例を紹介しています。相手と話す練習を取り入れたい場合は、「留学前におすすめのオンライン英会話」も参考にしてください。

まずは、留学先で一番不安に感じていることを一つ書き出し、申し込み先に確認する質問にしてみましょう。 その回答をもとに、自分に合う留学先と必要な準備を考えていけます。

-英語学習の悩みと対策