「先生の質問が聞き取れなかったのに、笑ってうなずいてしまった」。
初めてのオンライン英会話を終えて、「もう一度お願いします、の一言がどうして出なかったんだろう」とへこんでいませんか。
次の予約画面を開いても、また沈黙したらと思うと、ためらってしまいますよね。
「今日は撃沈だった」と感じたら、前回困った場面を一つ選び、次に使いたい一言を用意してみましょう。
聞き取れずにうなずいてしまったのなら、Can you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)を画面の横に置いておくだけでも、次に質問されたときの選択肢が一つ増えます。
私はオンライン英会話を17社受講し、分からない単語を講師がチャットに書いてくれたこともあります。
この記事では、聞き取れないときや返事に詰まったときに使える英語と、言えなかった一問を次のレッスンにつなげる復習・準備の方法を紹介します。
オンライン英会話で撃沈したと感じたら、会話が止まった場面を一つ振り返ろう
レッスンを終えた直後は、「自己紹介の後はほとんど話せなかった」という印象だけが残ることもあります。
そんなときは、講師に質問された場面を一つ思い出してみてください。質問が耳に入らなかったのか、意味は分かったけれど返せなかったのかで、次に試せることが変わります。
| 前回困った場面 | 次のレッスンで試すこと |
|---|---|
| 講師の質問が聞き取れず、うなずいてしまった | もう一度言ってもらう。それでも分からなければ、チャットに書いてもらう |
| 質問の意味は分かったのに、英語で返事を作れなかった | 言いたかったことを一つ選び、知っている単語で短く答える |
| レッスン後なら答えられたのに、その場では頭が真っ白になった | 考える時間がほしいと伝え、一呼吸置いてから答える |
例えば、講師に週末のことを聞かれて黙ってしまったとします。
チャットで What did you do last weekend? と見た瞬間に意味が分かったなら、次に役立つのは「質問を書いてもらえますか?」という一言です。
一方、「何をしたか聞かれているのは分かったけれど、映画を見たことをうまく説明できなかった」という場合は、I watched a movie.(映画を見ました)と返す練習ができます。
質問を正確に覚えていなくても、「聞き返したかった」「答えを少し待ってほしかった」など、あのとき自分がしたかったことを一つメモしてみてください。そこから、次のレッスンで手元に置いておきたい一言を選べます。
聞き取れない・言葉が出ないときに使える英語3選
レッスン中に返事が止まったときは、「もう一度聞きたい」「文字で見たい」「少し考えたい」のどれかを講師に伝えてみましょう。
前回の自分にいちばん必要だった一言を選び、次のレッスン中に見えるところに置いておくと使いやすくなります。
質問を聞き逃したら「Can you say it again?」と聞き返す
Can you say it again?(もう一度言ってもらえますか?) は、質問の最初を聞き逃したり、最後の単語が聞き取れなかったりしたときに使えます。
自分: Can you say it again?(もう一度言ってもらえますか?)
講師: Sure. What did you have for breakfast?(もちろん。朝食に何を食べましたか?)
自分: Toast and coffee.(トーストとコーヒーです)
聞き返した後は、質問に合う短い返事で十分です。この例なら、朝食の内容を伝えるだけで会話の一往復ができています。
もう一度聞いても分からなければ「Can you type it in the chat?」と頼む
Can you type it in the chat?(それをチャットに入力してもらえますか?) は、同じ言葉をもう一度聞いても、何と言っているか分からないときの一言です。
私がQQイングリッシュを受講したときにも、講師が分からない単語をチャットに書いてくれたことがありました。音だけでは聞き分けにくい言葉も、文字で見れば、知っている単語かどうかを確かめられます。
自分: Can you type it in the chat?(それをチャットに入力してもらえますか?)
講師: Sure.(もちろんです)
チャットに表示された質問: How often do you cook?(どのくらいの頻度で料理をしますか?)
自分: About twice a week.(週に2回くらいです)
このように、文字で見て how often が分かれば、聞かれているのは「何を作るか」ではなく「どのくらいの頻度か」だと気づけます。
答えを考える時間がほしいときは「Let me think for a moment.」と伝える
Let me think for a moment.(少し考えさせてください) は、質問の意味は分かったけれど、すぐに返事が浮かばないときに使えます。
先にこの一言を伝えると、自分が答えを考えているところだと講師にも分かります。
講師: What would you like to practice today?(今日は何を練習したいですか?)
自分: Let me think for a moment.(少し考えさせてください)
自分: Ordering coffee, please.(コーヒーを注文する練習をお願いします)
前回「考えているうちに先生が次の質問に進んでしまった」という方は、この一言を手元に置いてみてください。
続きの英文がまだ浮かんでいなくても、まずは「少し待ってほしい」という希望を伝えられます。

レッスン後にへこんだ日は、言えなかった一問だけ復習しよう
レッスン中には言葉が出なかったのに、通話を終えてから「家で映画を見たって言いたかったんだ」と思い浮かぶことがあります。
そのとき頭に浮かんだ日本語が、今日の復習の出発点です。 一番心に残っているやり取りを一つ選んでみてください。
覚えている質問と、本当は伝えたかったことを書き出す
メモには「聞かれたこと」と「言いたかったこと」を日本語で一行ずつ残します。講師が使った英語を正確に思い出せなくても、「週末に何をしたか聞かれた」と覚えていれば十分です。
| 振り返ること | メモの例 |
|---|---|
| 聞かれたこと | 週末は何をした? |
| 言いたかったこと | 家で映画を見た |
質問自体を覚えていない日は、「先生が教材を指していたけれど、どこを読めばいいか分からなかった」のように、困った場面をそのまま書きましょう。
この場合、次に使いたいのは質問への返事ではなく、Which part should I read?(どの部分を読めばいいですか?)という一言です。
知っている単語で短い返事を作り、声に出してみる
「家で映画を見た」なら、まずは I watched a movie.(映画を見ました)と口にしてみてください。そこまで言えたら、最後に at home を足せます。
質問: What did you do last weekend?(先週末は何をしましたか?)
返事: I watched a movie at home.(家で映画を見ました)
練習するときは、一度読んだ後、返事の行を手で隠して、質問だけを見ながら答えてみましょう。
途中で止まったら、その箇所を見返してもう一度。次のレッスン前にも同じ質問に声を出して答えておくと、「週末の話なら、この一文から始められる」と思える準備が一つできます。

次のレッスンが怖いときは、予約前に3つだけ準備しよう
前回ほとんど話せなかった後は、予約画面を開くだけでも緊張するかもしれません。
そんなときは、使う教材、講師へのお願い、その日に試したいことを一つずつ決めておきましょう。レッスンが始まったら何をすればよいか、具体的に思い浮かべられます。
フリートークで困ったら、質問と例文が載っている教材を選ぶ
前回「今日は何を話したいですか?」と聞かれたところで固まってしまった方は、次は質問と答え方の例が載っている教材を選んでみてください。教材を事前に見られる場合は、最初の質問を一つ開きます。
例えば、趣味を尋ねる What do you like to do? という質問に、I like to read.(本を読むのが好きです)という例文が載っていたとします。
映画が好きなら、I like to watch movies. と、自分の答えに置き換えて声に出してみましょう。
例文を少し変えれば自分のことを話せそうかが、教材を選ぶときの目安になります。
講師にお願いしたいことを一文、画面の横に置く
講師へのお願いは、前回どこで困ったかに合わせて選びましょう。例えば、講師の英語が速く、質問の途中からついていけなくなった方なら、次の一文を手元に用意します。
Could you speak a little more slowly, please?
もう少しゆっくり話してもらえますか?
最初のあいさつの後に、メモを見ながら読んで構いません。事前に希望を書ける欄があれば、そこに入力しておく方法もあります。
質問は聞き取れたけれど答える前に焦ってしまった方は、代わりに Let me think for a moment.(少し考えさせてください)を選ぶと、前回のつまずきに合った準備になります。
「一度聞き返す」など、自分で確かめられる目標を決める
「次はもっと話す」という目標は、レッスンが終わっても、どこまでできたか判断しづらいものです。そこで、予約前に自分が試したい行動を一つ決めておきます。
- 前回、聞き取れずにうなずいたなら、分からない質問を一度聞き返す
- 例文を読むだけで終わったなら、一問だけ自分のことに置き換えて答える
- 緊張して希望を言えなかったなら、あいさつの後に用意したお願いを伝える
終わった後に振り返るのは、その一つで十分です。
たとえ返事に詰まった場面があっても、「今日は分かったふりをせず、先生にもう一度言ってもらえた」と思えたら、前回から変わったところを具体的に確かめられます。
何度受けてもつらいときは、教材の難しさと講師の進め方を見直そう
準備したのに毎回同じところで困るなら、次のレッスンでは、負担を感じる条件を一つ変えてみましょう。
教材を読む段階でつまずくのか、考える時間があれば答えられるのかによって、見直したいところは変わります。
英文を読んでも質問の意味が分からないなら、教材を一段やさしくする
レッスン後、時間を気にせず教材の最初の質問を読んでみてください。
単語をいくつも調べて、ようやく何を聞かれているか分かるようなら、その教材で聞き取りと返答を同時にこなすのは負担が大きいでしょう。
次は、質問を読んだときに、日本語でなら答えがすぐ浮かぶ教材を選んでみてください。
例えば、「在宅勤務の長所と短所を説明してください」には日本語でも考え込む方が、「普段はどこで働いていますか?」ならすぐに答えられるかもしれません。
話す内容が決まっていれば、レッスンではそれを英語で伝える練習に集中できます。
答える前に次へ進んでしまうなら、少し待ってほしいと伝える
講師が例文を言い終えた直後に「今、自分でも言えそうだったのに」と感じたことはありませんか。
講師には、こちらが答えを考えているのか、助けが必要なのか、画面越しでは分かりにくいことがあります。
そんなときは、レッスンの初めに次のようにお願いしてみましょう。
I’d like to try answering on my own. Can you give me a little time?
自分で答えてみたいです。少し考える時間をもらえますか?
お願いした後も急かされるように感じるなら、同じ教材で別の講師のレッスンを受ける方法もあります。
講師を変えたときは、考え終わるまで待ってもらえたか、困ったときにはヒントをもらえたかを振り返ると、自分が話しやすい進め方をつかめます。
英語だけでは質問しづらいなら、日本語で相談できる環境も検討する
「どちらの文でも意味は通じますか?」と聞きたいのに、その質問を英語にするところで止まってしまう。
こうした疑問が毎回残る方は、日本語で質問できる講師も候補になります。引っかかった箇所を日本語で確かめ、納得してから英語でもう一度答えてみる、という使い方です。
一方、「今の教材は自分に合っているか」「次はどのレベルを選べばよいか」を相談したいなら、学習相談の窓口が役立つ場合もあります。
レッスン中に日本語で質問したいのか、レッスンの外で教材選びを相談したいのかを決めて、利用できるサポートを確かめてみてください。
日本語での質問のしやすさや初心者向け教材を基準にサービスを比べたい方は、関連記事「全く話せない人向けのオンライン英会話5選」も参考にしてください。
まとめ|次のレッスンで使いたい一言を、画面の横に置いておこう
オンライン英会話で「今日は撃沈した」とへこんだ日は、「あのとき、本当はどうしたかったか」を一つ思い出してみてください。
質問を聞き直したかったなら Can you say that again?、答えを考える時間がほしかったなら Let me think for a moment. が、次のレッスンで使いたい一言です。
質問の意味は分かったのに返事が出てこなかった方は、伝えたかったことを短い英語にして、声に出してみましょう。
何度受けても教材の質問が難しい場合や、答える前にレッスンが進んでしまう場合は、教材を一段やさしくしたり、講師に少し待ってほしいと伝えたりする方法もあります。
次の予約を入れる前に、自分が使いたい一言を画面の横に置いておきましょう。
前回は分からないままうなずいていた場面で、今回は「もう一度お願いします」と伝えられた。それだけでも、前回はできなかったやり取りが一つできたと振り返れます。